レアジョブ、DMM英会話、NativeCampという日本でメジャーなオンライン英会話サービスと比べてイマイチ存在感の薄いCambly。
いったいどんなオンライン英会話でどんな良い点・悪い点があるのでしょうか?
Camblyを2021年2月現在で約6カ月間、週5回×30分のレッスンを続け思ったCamblyの良い点と悪い点を考えてみました。
まずはCamblyの良い部分について5つ紹介します。
Camblyの良い所
- 講師全員がネイティブスピーカー
- 24時間いつでもレッスン可能
- 講師の多彩なバックグラウンド
- レッスンの内容が自動で録画される
- 継続学習を勧めている
講師全員がネイティブスピーカー
講師はアメリカ、イギリス、オーストラリアは勿論のこと南アフリカのネイティブスピーカーの講師がいます。
出身国の母国語が英語で他の国で暮らしている講師の方も結構いらっしゃいます。
私はセミリタイア生活に興味があるので東南アジアに移住してリタイア生活をしているネイティブ講師とレッスンをする事が多いです。
24時間いつでもレッスン可能
上記のような理由から基本的に24時間、自分の都合の良い時間帯にレッスンを受けられます。
日本と近い時間帯で受けるのであれば東南アジア諸国、オーストラリア、仕事終わりの夜であればイギリスを中心としたヨーロッパ諸国在住の講師、朝方から日中であれば米国在住の講師が受けやすい感じになるでしょう。
講師の多彩なバックグラウンド
Camblyの講師は副業的に講師をやっている人やリタイヤ後に講師をやっている人が多く色々な経験を持った講師がいます。
自身の職業分野について英語で会話したい場合も講師を見つけられる可能性は高いと思います。
私はたまたま受けた講師がサッカーのレアルマドリードの幹部に英語を教えていたよ、というような講師だったことがありました。
レッスンの内容が自動で録画される
レッスンが自動で録画される部分については好き嫌いが分かれるところかと思います。
ただ、これを活かせるかどうかで同じレベルをぐるぐる回ることになるか、着実に話せる会話の範囲が広がっていくか大きな差になって表れてくると思います。
継続学習を勧めている
継続学習を勧めている、というのはあまりピンとこないと思うのですがCamblyは1週間に契約した時間分を使い切らないと次の週に持ち越せず消失してしまいます。
そのおかげで1週間に一定時間継続して英会話をする事を悪く言えば「強制」させられます。
どうしても受けられない期間が出てきてしまう場合は事前に申請すればその期間のレッスン時間を止められるので、その点の心配はありません。
続いてCamblyの悪い部分について4つ紹介します。
Camblyの悪い所
- 初心者に優しくない
- 教材が貧弱
- 料金は1年間プランを契約しても高め
- 講師の質の振れ幅が大きい
初心者に優しくない部分
日本人だけに向けたサービスではない事もありツールやWEBサイトの使いやすさで他のオンライン英会話サービスより劣る部分があることも否めません。
また講師もオンラインで英語を教え慣れてない講師、アジア圏の文化に慣れていない講師もいるので英会話にあまり慣れていないうちは講師のプロフィールを吟味して日本人に馴染みのある講師や初心者OKの講師を選定する手間はあります。
教材が貧弱
教材については会話のネタ+IELTSのテスト対策くらいしかなくDMM英会話、NativeCamp、レアジョブなどと比べるとかなり見劣りします。講師の方から他社の公開されている英会話教材を使ってきたり、独自の教材でレッスンを勧めてくる講師もいるくらいです。
オンライン英会話に慣れてくると教材よりも自分の話したいトピックについてレッスンを主導できるようになるので教材の豊富さは気にならなくなりますが、教材の少なさはCamblyの弱い部分と言えます。
料金は一年間プランを契約しても高め
料金はネイティブだけと考えれば他のオンライン英会話と比べ安くはありません。ただ契約期間と割引期間に始めるかで大きく評価は変わります。
私は年間契約で50%オフになるタイミングを狙って約120,000円で週5回×30分の年間プランで契約してスタートしました。
1年が52週として年間260レッスンと考えると1レッスン(30分)の単価は約460円と考えれば割安と言えるのではないでしょうか。
講師の質の振れ幅が大きい
講師の質はピンキリで★での評価はあるものの他のオンライン英会話のようなランキングはされていません。
初心者に優しくない部分と重なる部分ではありますが、自分の相性・目的に合う講師を見つけられるまではレッスンの予約するのも少し億劫になってしまうかもしれません。
以上、オンライン英会話のCamblyについて良い点と悪い点をざっくりとお伝えしました。
もう少し掘り下げた内容については別の機会に書いてみたいと思います。